人事評価制度構築
SpinLeadでは、企業の経営目標達成に向けたリーダーが育つ人事評価制度の構築を行っております。多くの企業が『上司や経営陣の感覚』または、『成果=売上』のみで役職や給与を決めてしまっているケースがほとんどです。感覚で役職や権限を与えたものの、思ったようなリーダーシップを発揮してくれない、売上が良いからとリーダーにしたものの、マネジメントスキルが全くなかった等、限られた面からのみ評価をすることは人事評価において注意すべき点です。様々なポイントから、多面的に評価することで、一人ひとりに正しい役割を与え、組織全体の育成を促すことができます。
また、評価制度を作る目的として、社員の離職防止・定着と自発的に行動できる人材を増やすこともあります。会社が一方的に決めた目標のみを目指させるのではなく、個人のキャリアビジョンを叶えるプロセスを目標設定に入れることで、優秀な社員の定着と外的ではなく、自発的な目標設定と行動をする人材育成を目指します。
- 成果・能力・360°評価に基づく多面評価
- 自ら目標を立てる自立型目標設定
- 賃貸、売買、管理などマーケット横断で評価
<人事評価制度の特徴>
人事評価制度の内容
上記は、スキルマップと言って、自社として目指す職務レベル別の成果指標とスキル目安を一覧にまとめたものです。(スキルマップは、賃貸仲介・管理、売買(実需・投資・仕入れ等)などを自社に存在する部署ずつ分の作成を行います。)
人事評価制度の構築において、重要なことは成果のみを評価しないことです。『成果≒売上』は、本人の努力だけでなく、商品力やマーケットの影響を大きく受けていることが多く、個人のスキルとは別の要因が大きく影響するケースが多いです。そのため、自社で目指すべき指標として、成果指標とスキル指標の目安を設定することで、スキルが身に付き、成果を出せた人材を正しく評価することができます。
・成果だけでなく、定着スキルも評価項目として盛り込む
→準管理職の段階からマネジメント力や指導力も磨く
・賃貸仲介、管理、売買などマーケットそれぞれに必要なスキルを体系化する
また、スキルマップはあくまで求めるスキルの目安を設定するのみで、目安に基づき、各自行動目標を設定する形式を取ります。身に付けるべきスキルの目安を提示した上で、その目標を達成するための行動は目標設定シートに自分自身で考えて記載する点が重要なポイントです。
野球に例えるならば、『打率を3割にする』はスキルマップに記載されていることで、それに向けた練習内容などの行動目標は自分で立てるといった流れになります。人によっては、素振りを増やす人もいれば、足を速くしようと練習する人もいます。自分自身の現状を分析した上で、目指すべきスキルに最も効果的な行動目標を自ら立てる習慣を形成します。
・自己を分析して、行動目標を自ら考えることで、自主性高い組織文化を造る
・与えられた役割や職務の中で、自ら課題発見、解決できる人材を育成する
360°評価は、自社の行動指針(企業理念、組織の価値観や考え方など)に基づいた行動をできているか、上司、同僚、部下からのフィードバックをもらう仕組みです。例えば、上司からの評価は良いが部下からの評価が著しく低く、管理職にした際に信頼を得られずに組織崩壊を起こしてしまうケースがあります。そういったリスクを回避するために、同僚や部下からのフィードバックを確認する仕組みを導入することで、全体に対する最適な行動を行う人材を正しく評価することできます。
・実際に働いている姿を見ているメンバーからの評価を参考にする
・成果やスキルだけでなく、価値観や考え方の部分を評価に入れる
各個人毎で目標を設定した後に、直属の上司と目標設定面談を行います。あくまで自発、自立的な社員を育成するためにも、上司はあくまでサポートをするという立ち位置でのコーチングスキルが面談では必要とされます。そのため、SpinLeadでは面談・査定者になる方向けの導入研修を実施しています。また、管理職初任者などの場合は、面談への同席とコーチングも行っており、運用におけるノウハウを自社に蓄積できるサービス提供をしています。
・マネジメント層の面談スキル向上の研修やコーチングを実施
・部下の自発性を向上させるコーチングスキルを習得する
人事評価制度策定の進め方
SpinLeadでは、人事評価制度の策定段階からはもちろん、『運用』に関わる部分でのフォローアップも行っております。実際に面談をする方向けの研修や初回面談への同席など、貴社が運用できる状態までバックアップを行います。
Ⅰ 評価制度策定MTGの実施(部署毎に成果指標・必要スキルのヒアリング)
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Ⅱ 評価制度の策定(経営陣、現場責任者による確認)
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Ⅲ 社内広報(社内向け説明会の実施)
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Ⅳ 責任者向け面談研修①(目標設定面談の研修)
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Ⅴ 目標設定面談の実施(上司と部下による目標の擦り合わせ)
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Ⅵ 責任者向け面談研修②(フィードバック面談の研修)
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Ⅶ 評価・査定の実施
人事評価制度策定プラン種類
評価制度策定から、導入後1年間のフォローアップまで行います。貴社の状況に合わせて、おすすめのプランを提供いたします。
また、策定~運用までの詳細など、不明点は一度お問合せください。